信用金庫を辞めたいと感じたら|私が辞める前に考えた選択肢

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私が「辞めたい」と感じ始めた時期

私が最初に「辞めたい」と強く感じたのは、信用金庫に勤めて2年目、渉外係に配属されてから半年ほど経ったころです。営業成績がなかなか上がらず、上司に詰められる日々が続くなかで、自分には営業としてのセンスがないのではないかと感じ始めたことがきっかけでした。

何から離れたいと感じていたのか

当時の私が離れたいと感じていたのは、営業という仕事そのもの、数字に対するプレッシャー、そして上司との関係でした。

それに加えて、少なくとも私が勤務していた信用金庫では紙を使う業務が多く、DX化やリモートワークなど働き方の選択肢が世の中で広がっていくなかで、このままこの環境にい続けると、自分だけ時代に取り残されるのではないかという危機感も持つようになっていました。

すぐには辞めなかった理由

「辞めたい」と感じ始めてから、私はすぐには辞めませんでした。理由は大きく二つありました。

一つは、当時の私が金融機関を辞めることで、それまで安定していると感じていた環境を失うのが怖かったからです。

もう一つは、営業を始めてまだ半年しか経っていなかったため、今はセンスがないと感じていても、続けていれば仕事に慣れて、目立たなくても平均的な成果は出せるようになるのではないかと考えていたためです。

考えが変わった転機

この考えが変わったのは、期末に営業数字を取れなかったことを上司へ報告したときのことです。そのとき、私は人格を否定するような非常に厳しい言葉を受けました。当時、上司自身も期末で切羽詰まっていたことは理解していましたが、それでも「慣れるまで続けよう」と思っていた気持ちが変わるほどの出来事でした。

信用金庫に残る道も考えた

辞めることを考える一方で、私は信用金庫の中に残る道も一度は検討しました。

一つは、別の支店への異動です。ただ、当時の私は、支店が変わっても業務の進め方や職場の雰囲気そのものは大きくは変わらないのではないかと考えていました。

もう一つは、別の係や部署への異動です。当時、別の係の役席者から、「一度渉外係から下りると昇進できなくなる」という趣旨の話を聞いたことがありました。これが正式な人事制度としてそうなっていたのかどうかを私自身が確認したわけではありませんが、当時の私はその話をそう受け止め、「昇進できないと感じている環境で働き続けても、自分は頑張れない」と考えるようになりました。

こうした経緯から、私は支店や係を変えるだけでなく、環境そのものを大きく変えてみたいと思うようになっていきました。

「辞める」と決めるまでに私が十分にできなかったこと

もともと私は、不満や不安を抱えながら「辞めたいな」と考える程度でした。ですが、上司から厳しい言葉を受けたことをきっかけに、半ば勢いで「絶対に辞める」と気持ちが固まりました。私はその時点で、他の選択肢を十分に検討したわけではありません。ただ、これは私自身の決断の経緯であり、勢いで辞めることを読者に勧めたいわけではありません。

辞めたいと感じたときに整理できる選択肢は、一つではありません。たとえば次のようなものが考えられます。

  • 支店・係・部署の異動を相談してみる
  • 年齢の近い先輩や、信頼できる人に相談してみる
  • 人事に相談してみる
  • 転職も選択肢に含めて情報収集してみる

どれが正解ということはなく、最終的にどうするかを決めるのは、読者自身です。転職という選択肢を具体的に考えてみたい場合は、私が転職を考え始めてから行動するまでの経緯を書いた「信用金庫から転職したい人へ|転職を考えたときに整理したこと」も参考にしてみてください。

今、信用金庫を辞めたことをどう感じているか

私自身は、信用金庫を辞めたことを全く後悔しておらず、辞めてよかったと思っています。現在はエンジニアとして働いており、週3〜4日はリモートワークをしています。給与は決して高いとは感じていませんが、普通に生活できるだけの収入は得られています。

今の職場には、似たような境遇から転職してきた同僚もいて、比較的穏やかな人が多く、私自身は風通しのよい環境だと感じています。支店や係、部署を変えるという選択肢もあったかもしれませんが、今では環境そのものを大きく変える判断をしてよかったと思っています。

これはあくまで私個人の結果です。

「辞めたい」と感じている段階では、今すぐ答えを出す必要はありません

「辞めたい」と感じたからといって、すぐに結論を出す必要はないと私は思います。私自身、最終的には勢いで「絶対に辞める」と決めましたが、それを読者の方に勧めたいわけではありません。

まずは、支店・係・部署の異動、周囲の人や人事への相談、転職を含めた情報収集など、自分にどんな選択肢があるのかを整理してみることをおすすめします。

転職を具体的な選択肢として考えてみたい場合は、「信用金庫から転職したい人へ|転職を考えたときに整理したこと」もあわせて読んでみてください。